「標準偏差」とは?
最近は、偏差値教育への批判から学内の定期テストや実力テストに偏差値を発表しない学校も多いようですが、「偏差値」という考え方は大切だと思います。
テストの結果を判断する場合には、平均点と偏差値の両方を見ることによって、より的確な成績把握が可能になります。
今回はその偏差値を考える場合に重要になる「標準偏差」について確認していきましょう。
学力テストを行った場合、標準偏差は次の計算式によって求められます。
(標準偏差)=<{(個々の生徒の得点-平均点)^2の総和}/生徒の総数>^1/2
概念的には、得点分布の右端から左端までの長さをだいたい5~6等分した時の長さ(点数幅) が、ほぼ標準偏差の数値になります。
(分布曲線の山の裾野幅が広い)=(標準偏差が大きい)ことを示し、テストを受けた生徒の成績に大きなバラツキがあることを表しています。
反対に(分布曲線の山の裾野幅が狭い)=(標準偏差が小さい)ということは、生徒の成績が平均点の近くにかなり集中していて、学力格差が少ないことを表しています。
この「標準偏差」を使った「偏差値」の求め方の計算式は以下になります。
(偏差値)={(得点-平均点)×10/(標準偏差)}+50
「偏差値」とは、バラツキのある得点分布のなかで中から、どれくらいの分量で偏っているかを表す数値です。従って「得点」や「順位」のような加算的な数値ではなく、成績をいつも同じ基準で表現できる最も利にかなった指標といえると思います。
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